ブランドの作り方

西川貴教に学ぶ強いブランドの作り方

テリコ

TMRことタレントの西川貴教さん。
西川さんといえば…歌手、筋肉、イナズマロックフェス、消臭力…と様々なことやものを連想しますよね。そして、それぞれの分野において強いイメージを持っている。

…あれ、これって西川さんがブランディング上手ってことじゃない?!

ということで、今回は西川さんのブランディングの様を分析し、そこから学ぶ「強いブランドの作り方」について3つのポイントに整理しながらお話します!

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なぜ、西川貴教なのか、まずは前置きから…
15年ほど前、私は西川貴教さんの追っかけを10年以上していました。
(もんのすごいファンでした(最近、追っかけなんて言わない?

当時、彼はとても奇抜な衣装だったこともありライブ会場にはコスプレイヤーばかり!
負けじと私もツアー全国制覇するぞー!とコスプレで参戦していたという過去があります。笑

ブランディングってそもそも何?

人生のなかで10年も、ものすごくお金を費やし貢いで追いかけたということで、
今や西川貴教さんは私にとって、結婚を約束した結局別れた元彼のように、忘れようと思っても忘れられない存在(笑)

いまだにメディアで見かけると、あぁ今はこんなことやってらっしゃるのね…と、思わず見入ってしまいます。
そんな時、気付いたんです。西川さんってブランド作り(=ブランディング)が上手いよねということに!

ブランディングをひと言で言い表すと〇〇といえば、〇〇!のように相手の頭の中にイメージを作る作業
すぐに連想できる状態を作り出すのが大切なんです。

ブランディングしたいならマジカルバナナ!

マジカルバナナというゲームご存知ですか?あれは、ブランディングの塊ですよね。

マジカルバナナ〜♩バナナといったら…すべる!
すべるといったら…アンジャッシュ児島!
アンジャッシュの児島といったら…渡部!
渡部といったら…不倫!
不倫といったら…ベッキー!
ベッキーといったら…元気!
元気といったら…ふわちゃん!
ふわちゃんといったら…派手な服!
派手な服といったら…志茂田景樹!(あ、年齢バレる

というように、連想されるものは全てその人、そのブランドの特徴であり強みとも言えます。

すべり芸といえば、アンジャッシュ児島さん!と思い浮かぶのは、児島さんがすべり芸を昇華させて、自分の持ちネタ(ブランド)にまで押し上げたからこそ。

一方渡部さんは、過去グルメ王、MCというイメージだった。
あの一件で、ネガティブなイメージが、ある種ブランドとして定着してしまったんですね。

ブランディングとは意図的に作るもの。

「ブランディングする」というのはそのイメージ化を、偶然ではなく意図的に作っていくということ。

テリコ

〇〇と言えば私!と言われたいと決めて、そうイメージさせるにはどうしたら?
と考えていくのがブランディング。

嘘はダメですよ?もちろん、無理の無い形で作っていきます!

そして、その〇〇を、私はブランドスイッチと呼んでいます。
ブランドスイッチが押されればその人、商品、ブランドが想起される。

話を今日のテーマに戻すと、
なぜ、西川貴教さんがブランディングが上手いと思ったのか?

それは、西川貴教さんはブランドスイッチがやたらと多いからなのです。

西川さんといったら〇〇~♪

みなさんは「西川貴教」と聞いてどんなイメージですか?

・滋賀知事目狙ってる
・筋肉!マッチョ!
・消臭力
・ガンダム

ぱっと、思い浮かぶだけでもこんなにあります。
この人色々やってるけど、結局よく分かんない…何屋さんなんだろう…となってしまうと、ブランディングが上手くいっていないということになるんですが、西川貴教さんは「〇〇の人」と答えられる人が多い!

つまり、西川さんは一つ一つしっかりとブランディング出来ているということ。
なぜ、彼はそんなにブランディングできているのか?

実は西川さんはブランディングに必要な3つのポイントを押さえながら、それぞれの分野でブランディングしているからなんです。

ブランディングに必要な3つのポイント

ポイント❶ 露出を増やす

例えば「筋肉」のイメージ:
趣味の一貫で、トレーニングを極めてベストボディジャパン東京に出場して、2連覇!

例えば「滋賀県知事狙ってる?」のイメージ:
郷土愛をかわれて、観光大使2008年に着任後、音楽で恩返ししたいということで今や日本でも有数なフェスのひとつ『イナズマロックフェス』を企画&開催。
毎年、滋賀県に何万人もの人が訪れている。滋賀県からの西川貴教さんへの信頼もあがり政界の方とも繋がりができた。

ただ頼まれたことを実行したり、自分の趣味を密かに続けるだけではなくて、ブランドスイッチでの露出をしっかり増やしているところが1つ目のポイント。

ポイント❷ 長く続けること、繰り返すこと

なにごともそうですが、自分が飽きて辞めちゃったら終わり…例え飽きても続けることが、ブランドスイッチ定着の鍵。

1日にして筋肉はならず…ではないですが、ベストボディジャパンに出場して2連覇できるほどの肉体に仕上げた実績もあり、やり方がガチなんですよね。

イナズマロックフェスも2009年からスタートして10年以上続いています。

ポイント❸ 世間からの風当たりに耐えること

ブランディングってどこかの分野で目立つということ。

日本のことわざにもあるように「出る杭は打たれる」ことになる。前に出続けていると難癖つけたり、足を引っ張る人が必ず出てくるんですよね。

西川さんも、SNSで叩かれることも多かったみたいです。それを引き受ける、耐える覚悟があるかどうか

めげずにやり続けたからこそブランディングができた

テリコ

この3つが強いブランドを作るポイント。

(私がファンなのは置いといて…)ブランドスイッチは、ひとつ作るだけでも大変なのに、何個も作っている西川さんは本当にすごいなと感じるわけです。

西川さんは、ブランディングだけじゃない。

おまけ
西川さんってブランディングという側面だけでなく…ビジネスモデルとしてもすごい。

「人を巻き込む力」が強いんです。滋賀県知事や、エステーの担当の方も話してるそうなんですが。
西川さんとお仕事するということはスターを起用して一時的な売上を上げるためでは無いということ。
ただ、売上が上がるだけじゃなくて西川さんは企画の段階から参加している。

そのため、この人に任せたら大丈夫!この人はやってくれる!という信頼を築き上げている。
そう、ズブズブの関係を作るのが上手いんですよね。

だから政治家向きなのかも…なんて。

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