私は日頃から「ブランドはビジネスの土台」と位置付けてるんですが、実は結構こんなことを言われる機会が多いんです…
テリコさんにお願いできるくらい、しっかり稼げるお仕事になったらブランディングしてもらいに行きたいです!
うぅぅぅ嬉しい!んだけど……
え、だめなの??
でもブランドってどこもしっかりしてるし高級なイメージもあるから、初心者には必要ない感じするのわかるよ!
ダメなわけじゃないよ!
ただ、本当に初期の頃はブランディングが難しい場合もあるけど「しっかり稼げるようになってから」だと、ちょっともったいないな〜とも思うなぁ。
【こんな人におすすめの記事です】
・自分のお仕事にブランディングが必要か知りたい人
・安定感のあるお仕事をしたい人
・ブランディングにどんな効果があるか知りたい人
・自分のお仕事をいつかは素敵なブランドにしてみたい人
・ブランドを作りたいけどタイミングがわからない人
・いつかテリコのデザインでブランドを作りたい人
ブランディングが必要なお仕事とは?
まず大前提として、
「ブランド=高級」とか「ブランド=ハイセンス」とか
思っていませんか?
もしブランドを「+αで箔を付けるためのもの」
という位置付けで考えているとしたら、
ちょっと誤解しているかもしれません。
ブランドの元々の由来は家畜の識別のために
焼印を押す(brand)ことにあるといわれています。
そこからわかる通り、
ブランドとは商品やサービスを識別するためのもの。
というのが大元の意味になります。
商品やサービスを識別するものって具体的にはどういうこと?
これとあれは別の商品。とわかるもの全てのことなので、パッケージとかネーミングとかキャッチコピーとか…そういうの全てがブランドなんだよ!
それって、世の中のほとんどの商品とか会社はブランドってことじゃん!
そうなんです。
現代ではブランディングされていないものなんて
ほとんど無いと言っても過言では無いんですよね。
なのであえて「ブランディングする」
という言葉を使う時は、
私はこんな人(商品)なんですよー!
他とはこんなところが違うんですよー!
という違いを際立たせる事と言えるかなと思います。
ってことは、ブランディングが必要なお仕事(商品)は…全部!だね。
そうだね。
絶対にしないとだめ!ってことでは無いけど、ブランディングしないってことは差別化しないってことだから、お客さんも何を基準に商品を選んでいいかわからなくて迷わせちゃうかもね。
ブランディングが必要なタイミングとは?
ブランディングは
全てのお仕事の力になれるもの
ということがわかったら、
次に気になるのは
ブランディングを本格的に始めるタイミングですよね。
特に起業初期の人や、
お仕事が軌道に乗っていない人は
ブランディングはまだ早いと思うようですが、
私個人としては、
むしろブランディングしないから
軌道に乗るのに時間がかかってしまっている人が
多いなという印象なんです。
というのも、以前こんな記事を書きました。
この記事でも触れていることなんですが、
ブランディングはマーケティングの一部分です。
そして、マーケティングをする際に、
まず一番最初に取り組むのがブランディングなんですよね。
それもそのはず、ブランディングするために必要なことって、
- あなたのお客さんは誰なのか?
- あなたは何屋さんなのか?
- あなたのライバルは誰なのか?
- あなたは何を売っている人なのか?
こんな感じで、
お仕事する上では
当然最初から決まっていないといけないことばかり。
ここ決めずにビジネスするって
なかなかにギャンブラー!
そんなわけで、
私の思うタイミングとしては
ひとまず自分が何屋さんか決まったらすぐ
ブランディングに取り組んだ方がいいなと思っています。
こんな状態の時にはブランディングは必要ないかも
ただですね、
何屋さんか決まったら…
というのがなかなかミソだったりします。
1.インフルエンサー狙いの場合
中には自分が何屋さんかは決まっていないけど
ブランディングしたいとおっしゃる方もいます。
その場合は、セルフブランディングで
自分をブランド化していくという方向になるんですが、
この一億総発信時代に、
最初からタレントさんのような
インフルエンサーを狙うのは
かーなーり!ハードルが高い!
しかもこの場合、
ブランディング必要ではあるんですが、
自分の発することや表に出す行動全てに
ブランドとしての統一感が必要になってくるので、
自分自身でブランドを継続的にコントロールしていく
センスや技術が相当に問われます。
……うん。私はおすすめしないっす。
最初は何かの専門家として発信する方が断然早い!
2.自分に何ができるか模索中の場合
個人事業主として活動していきたいなと思いつつ、
まだ準備中で自分は○○のプロですと言えない場合も、
ブランディングにはちょっと早いかもしれません。
ブランドは、その人の中に
すでに眠っている要素を掘り起こして
表現していくものなのですが、
当然ながら人は誰でもいろんな側面を持っています。
そのためブランドを作る時は、
その人の中の
どの部分を強く打ち出していくのかは
誰がお客様なのかによって変わってきます。
職業が違えばターゲットも変わってくるので、
まだ自分が何屋さんか決まっていない人は、
ブランディングの前に
テストマーケティングしてみるのがおすすめです。
お客さんが集められるようになってから…だともったいない!
さきほどちらっと
ブランディングしていないと
お仕事が軌道に乗るのに時間がかかるとお話ししました。
その理由は、
ブランディングしていない
=他者との違いがわからないから。
つまり、あなたを選ぶ理由が
明確になっていないからなんですよね。
でも実はそんな状態のままでも、
集客する方法はあります。
例えばそれはこんな方法です…
- 安い商品を提供する
- 常に新しいサービスを開発し続ける
- キャンペーンを打つ
- たくさん発信する
- 広告を出す
うぅぅ…見るからに体力使いそう…
どんどん新しいことに取り組むのが好きだったり、パワフルに走り続けるのが好きな人にしかできないよね。
しかもこうした方法で
頑張って集客した人の多くは、
こんなお悩みを持っているんです。
いろんなお客様が来て、なかには合わない人もいて疲れちゃう…
これってつまり、
今あなたの発信していることが
あなたの理想的なお客様
以外にも届いちゃってるってこと!
しっかりとしたブランドを作れば
お客様とのミスマッチングは防げます。
安定的なビジネスをしたい人は特に、
不要な労力を使ってしまう前に
ブランディングに取り組んで欲しいですね。
ブランディングのタイミングまとめ
色々と書いてきましたが、
ひとそれぞれタイミングは違います。
ただ、私の思うタイミングとしては
何度も言いますが、
何屋さんか決まったらすぐ。
かなと。
四柱推命の鑑定士です。
美容の専門家です。
お洋服の手作り作家です。
そんな風に自分が何屋さんなのかが決まったら、
商品が決まっていない状態でも
ブランディングを始めた方がその後が早いですね。
ブランディングデザイナーは
見た目をかっこ良くする以上に、
ブランドを一緒に作っていくプロです。
ぜひお声がけくださいね!
メルマガかLINE公式に登録しておくと、
ワークショップとかのお知らせが届くよ!