SNS/発信

発信は世界とつながる大事な手段🔈

テリコ

今回は、stand.fmで配信している
「ヘンテコレクションの【オトログ】」が
滞っていたときのお話です。
なぜ滞ってしまっていたのかと考えてみると、
発信についての自分の考えの変化が見えてきました。

\この内容を音声で聴きたい方はこちら↓/

足踏みしてしまう、ほんのちょっとの意識。

最近、stand.fm(以下スタエフ)の配信をブログに載せるという作業を進めています。
試行錯誤しているところなんですが、
こういう“発信”って小さな引っかかりがあると、
急にブレーキがかかってしまうもの
だなとすごく感じます。

というのも、スタエフをブログに転記するという話がスタートした時期から、
如実に私のスタエフの配信数が減ってしまったんです。
なぜかというと、スタエフを始めた当初は
「スタエフは趣味」と思っていたのに、
気合いが入りすぎて難しく考えてしまったからなんですよね。

私の好きなことをただ喋っているだけという感じでスタートしたんですが、
ありがたいことに結構好評で。
スタエフで私のことを知って会いに来てくれる人や
フォロワーさんがすごく増えました。

そんなにみんなが発信の内容を良いって言ってくれるのであれば、
せっかくだからブログにもしようかなと、
ライティングチームを発足してやり始めたんですが…
急激に「何か良いこと言わなきゃ」みたいな思考になってしまって。

喋った内容を文字にする可能性があると頭をよぎっただけで、
急に気軽に喋れなくなってしまった
んですよね。

テリコ

人間って繊細だなと自分ごとながら思います。

ある男性との出会いで気付いたこと。

そんなこんなでスタエフから離れてしまった時期もあったんですが、
ある男性との出会いをきっかけに
私の発信の姿勢って間違ってたなと感銘を受け、
もっと普通に発信しようと思えるようになった
んです。

その男性とは、「ジョンくん」と呼ばれている
映像クリエイターの成田淳くんです。
とあるプロジェクトで一緒に仕事をする機会があり知り合いました。

テリコ

ジョンくんは、物腰が柔らかくて穏やかで、
いつもニコニコしているまだ20代の男の子。

あるとき、ジョンくんのインスタグラムを見に行ったんですよね。
そこには、出自に関することや過去にあった出来事について載っていました。

そこを見た時にはじめて、彼はなかなか複雑な生い立ちや人生であったことを知りました。
そしてジョンくんは、なかなかしない辛い経験をしてきたからこそ、
発信をしたり映像を作ったりということを大事にしていたんです。
(ぜひ、ご本人のアカウントを見て欲しい)

コロナが広まって世の中にちょっと暗い影が立ち込めていた頃、
ジョンくんは毎日のようにインスタグラムを更新し続けていました。

それは、毎日発信することで、
暗いニュースになってしまうような道を選んでしまう人たちに、
一日一日の人生の尊さや世界の美しさが少しでも伝わればという想いからの活動でした

自分がどう見られるかとか、人から役に立ってると思われたいとか、
そういう損得勘定いっさい抜き。
誰かに想いがきっと届く。その一点を大事にして、毎日発信する。

映像クリエイターでもあるジョンくんのその発信に対する姿勢に触れたことが、
私の発信の姿勢を改めて考えるきっかけになりました。

発信の力があってこその、フリーランス人生。

発信ってジョンくんのが提唱している通り、とてもパワーがあるものなんですよね。
私もその発信の力の恩恵を受けて独立してから活動してきたくせに、
いつまでも集客に縛られている自分がすごく恥ずかしく感じて。

基本的に私はWeb集客やWebマーケティングを仕事にしているので、
「発信は仕事につなげるためのもの、集客のためのもの」という考えではあります。

でも、スタエフでは等身大の自分。
何も考えずに喋っていた頃は、集客どうこうは考えてなかった。
それでも、そこが良いと思ってくれて、つながることができた人がたくさんいたんですよね。

それに、今の私の生活で日々関わり近くにいてくれる人たちは、ほぼWebで出会った人ばかり。

もちろん昔からの友人やリアルの友達もいるんですが、やっぱり日々顔を合わせるのはWebで出会った人やお仕事関係の人たち。
お仕事だけじゃない、お仕事を超えた心のつながりがあるような状態で、皆さんとつながらせてもらっています。

集客や仕事のために始めた発信かもしれないけど、
今の私の人生や人間関係を作ってくれているのは、発信のおかげなんですよね。

私の身近にいてくれる人たちの顔をひとりひとり思い浮かべて、
どんな出会いだったっけ?と思い返してみると、発信の力ってやっぱりすごいじゃん!と改めて実感しています。

世界とつながるためには、等身大の発信も大事。

それでも発信となると身構えてしまい、
私が開催しているブランド発掘プロジェクトの受講生さんからも、
発信がなかなかできない、難しいという声をよく聞きます。

そうやって集客のために何か発信しなきゃとなると急に固まってしまう気持ちは分かるんですが、
私も含め、発信ができないと思っている人たちは、発信の本当の力を見失ってるかもしれない。

例えば、池に石をぽんと投げ込むと、水紋がぱぁっと広がりますよね。
逆に、自分がその石を投げ込まなければ何も起きない。

だけど、その石を投げ込みさえすれば、何かしらの波紋が広がっていって、
そこから得られること、気付くこと、返ってくること、つながることがたくさんある。

そして、その波紋が広がっていった先で、
誰の発信なのか、誰が起点なのかと興味を持ってくれる人に出会えることもあるんです。

ただ集客するためや役立つことを伝えるためという目的の発信ももちろんあるけど、
考えすぎて発信が難しくなるぐらいなら何も考えなくていいから毎日発信し続けることの方が世界とつながるという意味では大事だと、ジョンくんの発信を見ていて感じました。

その証拠に、インスタグラムって統一感があった方がいいとか
文字がはっきり見えた方がいいとか、セオリーみたいなことが言われていますが、
ジョンくんのアカウントは投稿を遡って見ても普通のプライベートっぽい感じ。

でも、フォロワーが1万人もいます。

それはやっぱり、ジョンくんが小手先のことにとらわれるのではなく、
ありのままを発信し、世界とつながることを目的として頑張ってきた結果な
んですよね。

自分らしく、つながっていく世界を見ていきたい。

ジョンくんとの出会いをきっかけにつながっている人たちや発信の力を振り返ってみて、
発信することを難しく考えて口ごもっている場合じゃないなと。

今回は、決意表明みたいな感じです。
以前のようにスタエフは、趣味に戻します!
(頑張るって言うとまたダメになっちゃう気もするので)

私なりに自由に発信をして、受け取ってくれる人、共鳴してくれる人とつながることを目的に。
そして、世界とつながることができる発信の力を信じて
継続していく方向に舵を切り直したいなと思いますので、今後ともよろしくお願いします!

ABOUT ME
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クロハテリハ
ブランドエディター・グラフィックデザイナーです。 2016年にフリー転身。主に個人事業主のビジュアルを含めたブランド作りのお手伝いしてます。人の【変】な部分が大好物。普通の人なんて一人もいないし、みんな自分が変だって気付けばいいのにと思ってます。ウイスキー好きさんも大歓迎。
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