個人事業をしていて特に苦労することの一つは、集客と販売。
人に何かを買ってもらうためには、プロモーションのタイミングややり方のちょっとしたコツを知っておくと、とてもやりやすくなります。今日は、プロモーションで意識すること3つをお話しします。
そもそもプロモーションっているの?
プロモーションとはどんなものか簡単にお伝えすると、イベントや商品・サービスの販売に向けて、その内容やどういう人にオススメなのかを発信する活動のことです。
私は何かを販売するときには、いつも1ヶ月から1ヶ月半ぐらいプロモーション期間を設けています。
そもそもなぜプロモーションをするのかというと、人間って、何かを買うのにきっかけが必要だからです。
いつでも買えるものって、逆になかなか買うタイミングが訪れないんですよね。
例えば洗剤みたいな生活必需品ならなくなったらすぐに買おうと思うけど、ウェブで個人事業主の皆さんが販売しているものって、生活必需品ではない場合が多いかなと。
だから買うタイミングをお客様に委ねてしまうと、いつまでも買ってもらえないということはよくあります。
行列ができるぐらいに売れていない限りは、プロモーションをしないと売れないと思ってください。
なので私が何か販売するときは、必ずプロモーションします。
プロモーションをする時に意識していること3つ
プロモーションのやり方は色々あるので、プロモーションをするときに私が意識していることを3つのポイントに絞ってお話したいと思います。
その1:プロモーション開始前から匂わせる
まず意識していることは、プロモーション開始前から匂わせることです。
プロモーション開始日を設定したら、その少し前から、今度新しいものをやります!楽しみに待っててね!と、何かが起きそうだと匂わせます。
だけどまだ詳細は言わずに、それに関連するような投稿を少しずつ増やし始めます。
逆に、匂わせたりせずにある日突然販売し始めると、たまたまその発信を目にした人は買ってくれるかもしれませんが、それではもったいないです。
それよりも、この人何か発表するんだなと注目を集めておいてから発表した方がいいと思います。
なので、まずは事前に気持ちを盛り上げる発信をするということが一つ目。
その2:プロモーション初日はインパクトが大事
二つ目は、プロモーション開始日のインパクトをすごく意識しています。
やっぱり人間は、一番最初に見るものが一番新鮮なので、第一印象にインパクトがあると記憶にも残りやすいんですよね。
逆に、普段の投稿と同じようなものだなと思ってじっくり読んでみたら、実は何か新しいイベントを始めるお知らせだった…となると、なかなか印象に残りづらい。
だから、新しいものがドーンと始まったという感じが、見た瞬間に伝わるようにすることが大事。
第一印象にインパクトを持たせる方法には2つあって、まずは名前です。
私は必ずイベントや商品に、覚えやすい、印象に残りやすい名前を付けるよう意識しています。
そしてもう一つは、バナーです。
バナーがあるのとないのとでは、注目度や記憶に残る度合いが全然違います。
インスタを見てると分かるかと思うんですけど、映像や画像で作られているバナーは、ぱっと目に留まるし、色々な情報を受け取れると思うんですよね。
だけどその下のキャプションの方は、わざわざ読もうと思って読まないと目に入ってこないんですよ。
これが不思議とバナーの中に文字が書いてあると、つい読んじゃうんですよね、人間って。
だから、名前とバナーを用意した上で、何か始まりそうだと匂わせておいて、その日が来たらバーンとインパクトを持たせて発表するというのをすごく重視しています。
その3:反応を見て打ち手を変えながら粘る
三つ目に意識しているポイントは、反応を見て、打ち手を変えながら粘るということです。
インパクトのある発表をした後は、それ以上のインパクトを与えようがないので、あとはかなり地道な活動に入っていきます。
投稿をまだ見ていない人もいるので、毎日のように”新しいことやりますよ!”と言い続けます。
もし初速での反応が悪かったりしたら、LPの文章なのか、内容が相手に刺さっていないのか、何が原因になっているのかを考えます。
起業仲間がいれば、バナーやLPを見てもらって、”誰向けだと感じる?”ということを実際に聞いてもいいかもしれません。
そうすると、ターゲットとしている人に対して何が足りてないのかが見えてきます。
出してみた後に反応を見ながら、発信内容や、LPやバナーさえ変えることも。
とにかくそのプロモーション期間中は諦めない。他にできることがないかと探しまくります。
例えば無料相談会などを急遽作って打ち出してみたり、3日間ぐらいライブ配信をしてみたり。
そのくらい粘る!最後は根性論も厭わずやるのがプロモーションの肝かもしれません。
日頃の発信をサボるとプロモーションにツケが回ってくる
プロモーションをするときに意識するポイント3つをまとめると
- プロモーション開始の前から気持ちを盛り上げる発信をする
- 名前とバナーを用意してインパクトを持たせて発表する
- 反応を見ながら打ち手を変えて粘る
ということをお話しました。
だけど、プロモーションよりも何よりも、結局は、普段の発信をどれだけしているかが重要なんだと思います。
でも、毎日毎日発信するのは疲れるし、サボっちゃうときもあるわけですよね。
サボるとその時は楽にはなるんですが、いざ、何か商品を売ろうとプロモーションしても、やっぱり人が来ないんですよね。
発信をサボってもその時は何も起きませんが、いざプロモーションして人が来ないと、売り上げに影響するので、本当に胃が痛くなります。
それに比べて発信の辛さの方は、”面倒くさいな”程度の辛さですよね。
プロモーションが死ぬほど辛くなるよりは、日々コツコツと発信をやっておいた方が、よっぽど胃がキリキリ痛まなくて済む。
例えるなら、テスト前の勉強みたいなものです。
テスト直前になって徹夜で詰め込むと辛いけど、普段からコツコツ勉強しとけば、本来学校のテストは点数が取れるようになってるわけですよ。
プロモーションも同じです。
普段発信をさぼった分のツケが、全てプロモーションに回ってくるんです。
プロモーションをするときに意識する3つのポイントとともに、日頃からの発信が重要だということも、ぜひ覚えておいていただけるといいんじゃないかなと思います。