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起業で失敗する人の5つの特徴 🔈

起業 失敗する人
テリコ

Webが発達したこともあって、起業することやフリーランスとして独立することへのハードルがものすごく下がりましたよね。
だからと言って起業にはリスクもつきもの。
今日は、どんな人が起業に失敗してしまいがち?と言うテーマでお話しします!

レオン

できることなら失敗は避けたい〜〜〜!

\この内容を音声で聴きたい方はこちら↓/

気軽に起業できる時代到来!…が、その現実は…

特にこれといった初期投資をしなくても、
インターネットさえあればすぐに発信を始められて、
そこからすぐにお客様の募集もできる時代。
だからこそ、ここ十数年で独立起業する人が一気に増えたなって感じてるんですよね。

ちなみに私が独立したのは2016年なんですが、
その頃は「女性起業ブーム」「 SNS 起業ブーム」みたいな、Webを使った起業のバブル期でした。

何かのプロフェッショナルでそのスキルを活かして起業しよう!と言うスタートではなく、
普通の会社員や、主婦が「起業したいけど何しよう?」と考えながら起業する…

それくらい起業がライトな感じでしたね。

レオン

えー!それでうまくいく人っているの??

テリコ

もちろん、ゼロではないよ。
けどまぁ、現実は甘くはないとも思うけどね😅

途中撤退を余儀なくされる「起業に失敗する人」の傾向

当時その「女性起業ブーム」に乗って起業した人の中で、
今でも残ってる人はどれだけいるでしょう?
正確な数字をとったわけではないので私の肌感覚ではありますが、
ほとんどの人が辞めてしまって、代わりに新しい人が参入するという、
入れ替わりが激しい状態が続いているのが現実かなと言う気がします。

ではその中で、事業として安定して活動を続けられる人と、
途中で撤退してしまう人の違いは何なのでしょうか。

その1:起業に安定を求めている人は危険。

まず「フリーランスはずっと不安定なのか?」と言うと、
確かに安定したお金が毎月決まって入ってくるようなことはなくても、
お金に困らないように活動を自分で調整することは可能だと思います。

ですが、それを起業の初期に求めると、苦しいことになります。
事業が軌道に乗るまでは、どうしたって不安定。
もし安定を求めるなら、会社員時代に副業としてある程度軌道に乗せておいて、
見通しが立ってから独立しましょう。

テリコ

ただ…会社員だって忙しいですからね〜
月〜金でフルで勤務して、そこに加えて事業を安定させるところまで育てるのは、
自分の時間を相当削っていかないと厳しい気もします。

ちなみに私は、会社の通勤時間で毎日ブログを書いて、家に帰ってから寝ずに準備をして、
それでも安定とまではいかない状態での起業になりました。

そして安定を求めてしまう人が危険な理由としては、成功するとわかっていることしか取り組めないことです。
これは安定するかな?しないかな?成功する事業かな?そんな感じで石橋を叩いていたら、進むものも進みません。

しかも起業の形って、100人いたら100通り。
誰も指示をしてくれる人はいないし、これをやったら成功する!みたいなのも存在しない。
だけどその中で成功することだけとか、リスクの低いことだけを求めると、
本当に自分が求める働き方に出合うのも難しいです。

結果、なかなか動けないっていう状態に陥っちゃうんですよね…

正直、独立起業するからには、一時期はもうめちゃめちゃになるかもしれない。
生活も収入もガチャガチャになるかもしれない。
でもそれは、いつか安定安定させるぞ!という気持ちでやる。
それくらいの気概がないと、難しいのかな〜と思います。

テリコ

根性論みたいで嫌だけど、事実としてそういう場面で頑張れる人だけが生き残っているのも事実…

起業 失敗する人

その2:自分のための起業になっている人は失敗しやすい

自分で事業を起こして何かをやるのならば、当然ながら「お客様ありき」です。
どんなに素晴らしいものを作っても、お客様がいなかったら売れませんので、
自分のことばかり考えていたら成功できるわけがないですよね。

例えば、きっかけは自分が楽したいから、自分が認めてほしいから、
自分がこんな生活できたら嬉しいから、でいいんですよ。
スタートとして、自分の人生のために起業するのは全然構わない。
だけどずーっとそれだと確実に失敗します。

レオン

だいぶ強めに言うね〜

テリコ

うん。これは確実にそう。
綺麗事じゃなしに、どれだけお客様の気持ちに気づけるか、お客様の立場に立って考えられるかが何よりも大事!

きっかけはなんでもいい。だけど、それをきっかけに独立したらその次は、
何の仕事をどうお客様に提供するか?を考えるフェーズへと移行します。
この頭の切り替えができず、いつまでも自己実現や自由な生活ばかり追い求めたら、
お客様も馬鹿じゃないです。そんなの気付きますよ。

起業 失敗する人

その3:人と比べて自分を下げる癖がある人は要注意

個人事業主はとにかくマンパワーが少ないので、自分の得意な部分を光らせることに注力していかないと、あれもこれもは手が回りません。

なのに人と比べて自分を下げる癖があると、
周りが気になって自分がすごく駄目なように思えてしまい、
あれもこれもできるようにならなきゃ…と無駄な行動が増えたり、
逆に、自分はダメだから…と行動が止まってしまったりします。

先ほども言いましたが、起業は正解がありません。
誰と比べたって無意味なのに、比べる癖が治せないとすると、
そもそも、性格的に起業向きなのかが疑問でもあります…。
(厳しくて申し訳ない!)

起業 失敗する人

事業をうまく軌道に乗せられる人はやはり「私はこれがやりたい、以上!」って感じの人が多いです。
人と比べてどうとかじゃないんですよね。

それはワガママとかでは全然なくて、
「私はこれを提供したい。なぜならばこれを提供したらみんなすごい幸せになるから」という原動力。

独立起業すると、事業が続く限りやることはずーっと尽きません。
ずーっと自分の事業をどうしようか考え続ける必要があるんです。
つまり、周りと比べてる暇なんてないはずです。

その4:本業以外の、起業に必要な色々に興味がない人は向かない。

例えば「自分はデザインで起業したい」と思っても、
それにしか興味がないと起業はできません。
当然ながら起業するためには、
デザインとはまた全然違う脳みそを使わなきゃいけないわけです。
つまり、起業するとなったら、起業について学ぶことは必須です。

例えば 、Web集客するならWeb マーケティングが必要になります
ブログを書きたいのに文章を書くのが苦手だったら、ライティングも必須です。
物販には物販のセオリーがあるし、アフィリエイトにはアフィリエイトのルールがあります。

しかもそのセオリーやルールは恒久的なものではなく、
時代のスピードと共にどんどん変化します。
つまり、とにかく起業ってずっと勉強の連続なんです。
なので自分の専門分野のこと以外はやりたくなかったり、
起業活動自体に興味がない場合は、起業したいわけじゃないかも
と思った方がいいかも。

テリコ

それだったら、自分のスキルを最大限に活かして、ストレスなく自分のペースで雇われ働くためにはどうしたらいいか?って考えた方が早いかも!
起業って結構しんどいことも多いし!笑

起業 失敗する人

その5:やり切らないで途中でやめてしまう人は厳しい…!

全く結果が出ないものを追い求めすぎてもうまくいかないので、
そう言う場合、撤退のタイミングはどこかで考える必要があります。
ですが、そうじゃなくて、なんとなく結果がついてこない…から、
なんとなく辞める…みたいなパターンの人、実はすごく多いです。
何でもそうなんですが、ある程度のところまでやり切ってみないと結果は出ません。

そして、途中でやめてしまう人の傾向として、
「モチベーションが上がらない、モチベーションが下がった」
みたいなことをおっしゃることが多い…
要は「やる気がなくなっちゃった」と言うことかなと。笑

ちなみに私の場合、モチベーションには頼りません。
「やるって決めたからやるんです」という感じなんですよね。

テリコ

だって会社員だったら、
「今日はモチベーションが上がらないんで仕事しません」ってないでしょ!?笑
起業も同じ、仕事だからやる。やるって決めたらやるんです。
誰も管理してくれる人がいないので、自分でやるしかない。

どうやってそれができるのか?とよく聞かれますが
そもそも「できる・できないの思考回路を絶ってる」というかんじでしょうか。

成功した人の中には「頑張って続けることを意識した」と言うよりは「何があってもやめなかっただけ」と言う人は多いです。
みんな何かしら失敗もすごいしてるけど、そこでやめたりしなかった。
そこでモチベーションを理由にしなかった。

何かあったら改善するためのネタぐらいにしか捉えてない。
それでもとにかく続けていく…というメンタリティーが起業を成功させるのにはすごい大事だと思っています。

起業 失敗する人

起業で失敗してしまう人:まとめ

どこかの記事で読みました。
起業するのに1番向いているタイプは「頭のいいバカがちょうどいい」らしいです。笑

冗談のように聞こえるけれど、それは本当にそうだな〜と思います。
起業は、思考停止状態ではできません。

次にどんな手を打つのか。
お客様の気持ちはどうなのか。
時代の流れや情勢はどうなのか。

いろんなことをみながら感じながら、自分の振る舞いを決めていくんです。
頭を使わないとできないのは確かですが、
頭が良すぎて「これで失敗したらどうしよう」などと考えすぎてしまう人だとそれも厳しい…

頭はいい、回転も早い、日々いろいろ考えてはいるけれども、
どこかでネジを外して、どっかで無謀になって
「これで失敗するかもしれないけどとりあえずやろう!」とできるかどうかだよなと。

テリコ

ちなみに、最も向いてるな〜と私が思うのは、いい意味で「真っ直ぐしつこい人」です。
何度失敗したって、真っ直ぐ目的地に行くためにはとてもしつこいくらいでいい。
私の周りの起業している女性たちも、みんな優しかったり大人しかったりする反面、
自分のこだわりが強くしつこいですよ。笑

ABOUT ME
クロハテリハ
ブランドエディター・グラフィックデザイナーです。 2016年にフリー転身。主に個人事業主のビジュアルを含めたブランド作りのお手伝いしてます。人の【変】な部分が大好物。普通の人なんて一人もいないし、みんな自分が変だって気付けばいいのにと思ってます。ウイスキー好きさんも大歓迎。
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