突然ですが問題です!ブランドとは?デザインとは?なんでしょう?
ん〜ブランドは高級そうなもので、
デザインはかっこいい見た目になるもの!
はい、不正解。
いや、100%不正解でもないけど、その認識だともったいなさすぎて不正解にしたい気持ち…
ごめんて…テリコの思う正解は?
私は、
ブランド=そのものの個性。
デザイン=コミュニケーションツール。
だと思ってる!
この世の中で生み出されたサービスや商品には
全て個性があります。
そのオリジナリティが、
まんまブランドと私は位置付けています。
そしてそのブランドを伝えるデザインは、
コミュニケーションツールであると
位置付けています。
※解釈は諸説あります。テリコの場合。です。
だけど、この世の中には、
伝えたいことがしっかりと伝わるブランドと、
全然伝わらないブランドが存在します。
今日はその決定的な違いについて
お話ししていこうと思います!
伝わるブランドを作り出す3つの要素
デザインはコミュニケーション
であることがベースならば、
ブランドにデザインが施されている限り、
伝えたいことが伝わる…はず。なんですよね。
だけど、
しっかりと伝わるものと、
全然伝わらないものがこの世には存在します。
せっかくブランディング頼んだのに、
なんか違うんだよなぁ…
せっかくブランドに合わせて
デザインしてもらったのに、
ターゲットと違うお客さんが来ちゃうんだよなぁ…
そんな風になってしまう原因は…
伝えたい想いや世界観の言語化力
×
それを汲み取るヒアリング力
×
想いを見える化するデザイン力
この三つの掛け合わせだと私は思っていて、
この掛け合わせが強ければ強いだけ、
まっすぐに必要な人に
届くブランドが出来上がります。
言語化×ヒアリング×デザインの土台となるもの
これ、掛け算なのがミソでして、
どれかがゼロだと、
いくら何かの数字が100でも0になっちゃうんですよ。
つまり、想いが伝わるデザインや
確固たるブランドを作るためには、
ヒアリング力とデザイン力の高い
デザイナーの力が必要なのはもちろんだけど、
それと同じくらい
依頼主の言語化力が大きく関わってくるんです。
「え、言語化とか苦手…」
そう思った人は、
心配いらないのでこの先を読んで欲しいんですが、
私が思うに言語化できるかどうかって、
語彙力の問題とか
理論的思考ができるかどうかよりも、
自分の伝えたいことをちゃんと把握できているか?
の方が大事なんです。
ビジネスで言うならば、
例えばこんな内容が必要になってくるかと思います。
- あなたのお客様は誰か?
- その人に対して提供できるものは何か?
- それを提供するとお客様はどうなるのか?
「え?それくらい把握してるっしょ?」
と思った人はむしろ危険です。
私の経験上、
特に個人ビジネスの場合
把握できていない方がほとんどなのが現状です。
個人ビジネスの言語化が難しい理由
なぜ個人ビジネスの場合そうなのか、説明します。
企業と違い個人ビジネスの場合、
あなたの世界観や強みが
そのまま商品にに反映されることが多いかと思います。
(むしろ反映されていないと危険…!)
そしてほとんどの人が、
自分の世界観や自分だけの強みを
言語化したことがありません。
なぜならば世界観や強みって
意識しないと自分じゃわからないから。
わざわざ「掘り下げよう!」と一念発起して
散々考えた経験がないのであれば、
おそらく全体の1割も把握できてません。
ちなみに私は自分の世界観などを掘り下げるのに
専門家の指導のもと、
うんうん唸りながら
毎日ノートに向き合う作業を2ヶ月継続しました。
それくらい世界観を把握するのは簡単ではない作業です。
ただ、正しく取り組めば
だれでも見つけられるものでもあります。
だって世界観のない人なんてこの世に存在しないから。
言語化のときは専門家に力を借りよう
そんなわけで、
効果的に伝わるブランドを作るのであれば、
まず第一歩として徹底した
自分自身の掘り下げが必要です。
もし今まで掘り下げをしたことがないのであれば、
ビジネス的にとてももったいないので、
一度そこをしっかり向き合ってみるのがおすすめ。
ただ、ビジネスで言うところの
自分の掘り下げは、
カウンセラーやコーチの人が得意とする
「私を知る」みたいなものとは
ちょっと質が違うので、
マーケティングやブランディングのプロに
誘導してもらって導き出すのが近道です。
ブランディングできるデザイナーの探し方
言語化ができた後は、
せっかく出てきた世界観や強みを活かすべく、
見える化していく作業に入ります。
ほとんどの人が
デザイナーを必要とするかと思います。
伝えたい想いや世界観の言語化力
×
それを汲み取るヒアリング力
×
想いを見える化するデザイン力
この時デザイナー側に必要になるのが
ヒアリング力とデザイン力。
この二つを兼ね備えたデザイナーを
どうやって探すかというと、
こんな項目に注目してもらえると、
割と失敗を防げるかなと思います。
- 作品集のテイストが自分の世界観と合う
- デザイナーの発信内容に共感できる
- デザイナー自信がWebマーケティングを実践している
- 対面またはオンラインでもいいので顔を見て話せる
1.作品のテイストが自分の世界観と合う
ここはまず絶対です。
デザイナーも万能ではないので、
自分の中に全くないテイストを作れる人は少ないです。
そのため、まずはデザイナーの作品集(ポートフォリオ )を
じっくり見て、好きかどうか判断してください。
まれにポートフォリオの無いデザイナーがいますが、
正直、頼まない方が良いと思います!
デザイナーは実績ありきです。
特にブランディングというビジネスにおいて
最重要ポイントを任せるわけですから、
それなりの経験を積んでいる人を探しましょう。
2.デザイナーの発信内容に共感できる
作品の見た目は気に入った…だけど、
言ってることはあんまり理解し難い…
こんな場合も依頼は避けたいところ。
ビジネスとはいえ人と人とのやりとりになるので、
なんとなーくでも、
ソリが合わないなと思う人とのお仕事は
お互い負担になります。
それに、もともと波長の合うもの同士であれば
多くを語らずとも分かり合えることもあるけれど、
合わないもの同士だと
コミュニケーションコストが大きくなり
ビジネス的にも損失です。
コミュニケーションコストってなに?
認識を一致させるために使う時間のことだよ!
欲しいのはその先のブランドなのに、まずお互いの言ってることを理解するところに時間がかかってしまうのはもったいないよね。
3.デザイナー自信がWebマーケティングを実践している
自分自身がWebマーケティングのプロならば
ここは必須ではないかもしれないですが、
そうじゃないのであれば、
デザイナーがマーケティングまで把握していると、
先を見越したデザインを考えられるので心強いです。
しかも、知識としてマーケティングを知っているだけではなくて、
実践までしているデザイナーであれば、
最強のパートナーとして並走できる可能性は高いといえます。
4.対面またはオンラインでも良いので顔をみて話せる
地味だけれどすごく重要です。
最近はメールやチャットだけで
デザインを受注するデザイナーも増えました。
それ自体悪いことでは無いんですが、
ブランディングというシーンにおいては危険です。
みんながそうというわけでは無いかもしれませんが、
少なくとも私は、
クライアントさんからの話だけを聞いて
デザインを作っているわけではありません。
話し方、服装、振る舞い、持ち物などなど…
その人の発する空気も含めて感じ取って
デザインをします。
そのため、文字だけのやりとりだと
情報量が少なすぎるんです。
打ち合わせ中そんな細かいところまで見てたの…?
もちろん!
その人が発するもの全てから、その人らしさは滲み出るからね!
文字だけで、わかったつもりでデザインしたら大事故に…
なんてことが起こるのを避けるためにも、
少なくとも初回は
顔を見て話のできるデザイナーを探すといいよ!
伝わるブランディング:まとめ
いかがだったでしょうか?
ブランディングって、
誰かすごい人が良い感じに
プロデュースしてくれるものではなくて、
依頼主とデザイナーの二人三脚で作るもの!と
伝わると嬉しいです!
私がブランディングする時は、
【見た目だけ】の受注はしていません。
必ず、ブランドってなんだろう?
あなたはどんな人だろう?
と言うところから、一緒に探っていきます。
当然ながらその分完成までに時間はかかりますが、
普遍的で軸の強いブランドができあがります。
テリコと一緒にブランディングに取り組みたい!
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