独立起業の歩き方

決めたことをやり抜く力を育てる3つのコツ。

テリコ

10万文字に及ぶ書籍の執筆を書き終えてみて、私が個人事業主として活動を続けられているのは、この「やり抜く力」が大きな要因だなと感じました。今回は、やり抜くために大事な3つのコツについてお話してみたいと思います。

やると決めたことを本当にやり抜いていますか?

ブラプロ受講生や、SNS起業、Web集客、Webマーケティング業界の方々を見ていると、

クライアントさん

こういうふうにやりたいんだけど…
ちょっとやってみたんだけど…

とは言うものの、
”実際にやり抜いた結果どうだったのか”という話まで出来る人がすごく少ない印象を受けます。

やり抜いた先に見える景色が必ずあって、”私、よくやった!”と思えるし、それが次へと繋がっていきます。
誰かがお尻を叩いてくれるわけではない個人事業主にとって、自分でやると決めたことをやり抜く力はとても大事です。

今回は、決めたことをやり抜くための3つのコツをお伝えしていきます。

宣言すること

やり抜くために大事な一つ目のコツは、宣言することです。

私も自身の書籍を執筆するにあたり、チームメンバーに10万文字書くと宣言をしました。

この書籍を出版できなかったとしても、自分に入る売り上げがなくなるだけで、締め切りを延ばしとしても誰も困らない。
だけど宣言した以上、チームにスケジュールの延期をお願いしていると申し訳ない気持ちになってきて、”書かなきゃ!”と思えたんですよね。

そして、宣言したのにやらない有言”不”実行を繰り返していると、見えない信用貯金がどんどんどんどん目減りします。

いざ何か新しいことを始めるときに誰かを巻き込みたいと思っても、また途中で辞めてしまうんだろうな…と思われたら、誰も信用も期待もしてくれないという状況になってしまうんですよね。

テリコ

オオカミ少年みたいな感じですね。

信用貯金が減っていく恐ろしさを認識していれば、宣言したことで”言ったからにはやらねばならぬ”と自分のお尻を叩く効果があります。

守りたいポイントをシンプルにしておく

二つ目のコツとしては、守りたいポイントをシンプルにして詳細な形は問わないこと。

私は”10万文字執筆する”と決めたので、内容は問わず、締め切りが多少延びようが、途中でやめないことを意識しました。

以前開催したブラプロ2周年記念イベントもそうでしたが、イベントをやるとなると途中で”あれもやりたい!これもやりたい!”とアイディアは浮かんでも、締め切りや労力の都合でできないことも出てきます。
できないことで折れてしまうのではなく、”この日にイベントをやると言ったらやるんだ”とそこだけは死守する。

いろんな条件がもし揃わなかったり、やりたいなと思ったことが出来なかったりしても、その守りたい条件だけはぶらさずに必ずやり抜くと決めてしまう。
そのために、やる内容や守りたいポイントをシンプルにした方がいいです。

もちろん、イベントも10万文字の執筆もクオリティは高い方がいいし、こだわり抜きたい。

だけど、こだわりすぎてやり抜けないぐらいだったら、多少のこだわりは捨てて、最後までやり抜いた方がいいと思います。

決めたら意味を考えない

最後に三つ目のコツとしては、決めたら意味を考えないこと。

これはすごく大事です。

忙殺されたり追い込まれると、何でこんな思いをしてまでやるんだろう?と分かんなくなっちゃう自分がいるんですよね。

10万文字の執筆にしても、10万文字っていうと、2000文字のブログ50本分です。すごい量ですよね…。

正直別に5万文字でも3万文字でも誰も文句は言いません。
だけどそんな余計なことを考え始めたら、10万文字なんて書けません。

”10万文字書く”と決めたら、もうその意味は考えずに書き切る。
そういうふうに決めてやり抜いた先には、得るものが必ずあるんです。
私もライティングの底力みたいなものが相当アップしたなと実感しました。

とにかく、やるって決めたら、途中であれ?って思わない。
あれ?って思う自分が出てきたら、「いやいや考えるな、考える前にやれ」と。

やり抜いた先に見える景色がある

やり抜くために大事なこととして、

  • 宣言すること
  • 守るべきポイントをシンプルにすること
  • 決めたら意味を考えないこと

という3つのコツをお話ししました。

途中でやめてしまったら、何が駄目だったのか分からず修正もできないですが、やり抜けば、どこの効率が悪かったのか、次回どうすればいいかを見つけられるんです。

中途半端にやったものは、いくらやっても積み上がらなくて労力ばかりがかかり前に進んでいけない。

一見無駄に見えても、やり抜いたことは必ず次に繋がるし、積み上がっていくので、やり抜く力を育てることを意識してみてください。

実は…この10万文字の書籍の執筆と並行してLPも2本執筆しました。自分でもすごい量だなと思います。
でも私だって、最初からそんなふうに出来ていたわけではありません。

起業初期は、1500文字程度の告知文をアメブロに書くのに、なんと4日もかかっていました。

なぜ多忙を極めるなか10万文字もの書籍とLPの執筆ができたのかというと、”やり抜く”ということを毎回続けてきたからに他なりません。
底力がついてるんですよね。

みなさんもぜひ、”やると決めたことをやり抜く”ということを、積み上げていってほしいなと思います。

いろは講座2023