なんとなく今のままでは良くないような気がして、
何かやりたいけれどやりたくない!とか、
やりたいはずのことなんだけど、
どうしても体が重くて動く気になれない!とか、
それってどんな原因があるの?対処方法は?ってお話をしていきます。
そもそも人間が行動するのはどういう時?
まずそもそもの心理のお話をすると、
人間は、そもそも自分のやりたい事しか出来ないというのが大前提としてあります。
みなさん会社とかで結構やりたくないことをやらされてるよ!
って思うかもしれないんですが、実はそれって間違い。
本当の本当にやりたくない事は、
動物としてやらないようにできてるんです。というかできない。
なのでおそらく、
やりたくないけど我慢してやっていることがある!と言う人は、
それをやらないことで、もっと面倒くさいことが待ち受けている…とか、
もっとずっとやりたくない事を、やらざるを得なくなる…
なんて理由があるんですよね。
つまり、嬉しい選択でないのは確かかもしれないけれど、
結果としてその行動や仕事を、
やると最終決定しているのは自分だったりするんです。
まずそこを認識してもらった上で
「何かしたいけど何もしたくない」という現象を客観的に眺めてみてください。
何かしたいけど何もしたくない…その矛盾はつまり…「やりたくない」が本心!ってこと。
やりたくないから、実際の行動には移せないけれど、
頭では行った方がいいよな〜とか、やりたいって思ってるんだけどな〜とか、
そんなふうに感じるんですよね。
何かしたいけど〜何もしたくないけど〜〜〜って
考えてるエネルギーがもったいないから、
まずはやりたくないんだな!って思っちゃうのが大事かもね!
何かしたいけど何もしたくない!原因と対策
ということでここから先は、人間はやりたくないことはやらないよ!
という前提に立って読んでみてください。
やりたいはずなのに動けないという矛盾の裏側には、いくつかのパターンがあります。
それがわかれば解決の糸口が見えてくるかも!
新しいことを始めるためのエネルギーが残っていない。
この場合は、何かやりたいことがあって、それが本心だとしても動けません。
人間も動物なので、エネルギーの温存や、
自分の体を守る事の方が生命維持のためには優先順位が高いんですよね。
そうなってくると、頭でこれをやりたいと思っていても動けないのは当然のこと。
なのでこのパターンの人がまずやることは、
休むこともしくは今既に行動している中で、いらないものを止めること。
そっちの方が断然大切だし近道。
そもそも、大人はみんな忙しいです。
あまり日常の中に時間もエネルギーも
すごく余裕があるんだよなーって大人って見なくないですか?
テクノロジーが進化したことによって、
人間の生活は格段に便利になった反面、
格段にスピードが上がったと言われています。
つまり、全自動洗濯機があって、お掃除ロボットがあって…と、
昔に比べて家事が減ったとか言われがちですが、
そのぶんスピードも上がってるので別のやることが増えているんです。
そんな忙しい大人が、新たに何かを始めたい、ブログを書きたい、
起業したい、独立したい、ダイエットしたい…とか、
新たにやりたいことを、今の日常生活の中に入れ込む事は無理があります。
なので、私たちにはまず余裕が必要。
やりたいという気持ちと、パッションでなんとか乗り切ろうとするのではなく、
物理的にも精神的にも隙間を作る事の方が先なんです。
やりたいと思っていることが、実は嘘。
先ほどもお話ししましたが、人間は自分の望んだ行動しか取れません。
だとすると「○○さんがいいって言ってたから私もやりたい。」とか
「世間的にすごく価値のあるものだからやってみたい」とか
そういう場合は動けないことも多いです。
要は、自分の価値観や想いからやりたいと感じているわけではないんですよね。
周りからなんとなく言われていることを採用してしまって、
自分自身すらも暗示にかけて、やりたいと勘違いしているパターンです。
これだと顕在意識的にやりたいと思っていても、
潜在意識的には自分の本心とはずれていたりして…
そうなると行動に移すには無理がある状態になります。
これをどうやって解決するというと、
この場合は自分の潜在意識の方の望みを明らかにする必要があるので、
ノートに自分の気持ちを書き出して深掘りしてあげるのがおすすめです。
どうしてそれをやりたいと思ったのか?という、
そもそもの価値観の部分を書き出しながら見つめていきます。
それをやることは自分らしいのか?
前々からそれが好きだったのか?
誰かからの影響を受けていないか?
そんなことを紙に書き出して掘り下げていってあげると、
あれ意外と私がやりたかったことは、
これじゃなかったのかも?という他の方向性が見えてきますよ。
頭で考えててもなかなか深いところの本心て見えないからね!書くのが大事!
プレッシャーを感じて取り組むことができない。
もともと自分がやりたくてやると決めた仕事のはずなのに、
手をつけるまでに時間がかかってしまう…そんな時は、
心理的に何か負担がかかっている可能性があります。
自分からやりたいと言って始めたのに、失敗したらどうしよう…とか、
やってみて思ったのと違ったらどうしよう…とか、
そういった心理的なプレッシャーがかかると
人間は動きづらくなってしまいますよね。
で、このパターンの打開策なんですが、
これはまず10分でいいので強制的に取り組む時間を作るのが大事です。
何事もそうですが、初動が一番重いんですよね。
それは心理的にもそうだし、物理的にもそう。
例えばジョギングする時、走り始める一歩目が一番重くないですか?
一度走り始めてしまえば足があらかた自動的に動くけれど、
最初の一歩を走る時が一番グッと力を入れなきゃいけないですよね。
心の動きもそれと同じ。
まずは10分。と決めて取り組む。
10分やってみて、やめたければやめて良しとする。
だけど、10分やってみて、
あれ?いけそう…と思うならそのまま走ってしまったら良いのです。
ああなんだ。こんなもんだったのか。って思えてしまうこと、よくありますよ!
経験がない(知らない)から不安を感じている。
プレッシャーを感じて取り組めないのとちょっと似ているんですが、
経験がないないから、想像がつかなくて不安で取り込めないというパターンですね。
人間にはコンフォートゾーンというものがあり、
今までやってきた事というのは難なくこなせるんです。
けれどもそのコンフォートゾーンから出るような動きをしようとすると、
今度はホメオスタシスという脳の機能が働いて、元の状態に戻ろうとするんですよね。
新しいことに挑戦する時というのは、
必ずそのコンフォートゾーンを出なければいけない時。
だから、心理的な負担がとても大きくてひるんでしまいがちなんですよね。
そう考えるとこのパターンに関しても、
まずは10分でいいので取り組んでみることがとても大切。
それに加えてこのパターンの場合は、
すでにその経験を乗り越え、成功している人の情報を収集すると、
急激に心理的なハードルが下がるという場合もあります。
成功者の記事を読むのもいいですし、実際にその人に会いに行ってみて、
どうやって成功したのか聞いてみるのもいいですよね。
何せ未来が見えないという状況が不安なだけなので、
そのハードルをどかしてあげればするっとうまく行くパターンだったりします 。
「今は」やりたくないだけ
人間は常に変化していく生き物です。
カウンセリングでも、10日会わなければ別人だと思えと私は習いました。
それくらい、その時の体調、状況などにより、
人の気持ちは揺れ動くのが普通なんですよね。
だとすると、あなたが今身動きを取れないのは、
タイミングじゃないだけかもしれません。
今までピックアップしてきた動けない理由や解決策を
全部自分に照らし合わせてみても、
どれもしっくりこない…けどやっぱり動けない。
そんな時は、今じゃないのかもしれない。と、一旦距離を置いてみましょう。
何かのきっかけで、今までできなかったことが急速に動き出す日は必ず来ます。
今具体的にやりたいことが見つからず、
でも何かしたいんだよなーと思っている人も大丈夫。
毎日を無駄に過ごしてしまっているように感じるような時も、
実は同じ日なんて1日たりともありません。
10日後には自分も別人かもしれない。
そんな風に、未来の自分を信頼するのも1つの手です。
私の場合はこうでした
最後に、私の場合についてお話ししたいと思います。
最近の私で言うと、
やりたいけど動けないということは稀かもしれないと感じています。
昔はそういうこと、たくさんあったような気がしてるんですけどね。
というのも、日々やりたいことを中心に活動を続けているので、
心身ともに割と疲れていないんです。
後はフリーランスは全ての道を自分で決めるので、
自由に選べる無限の可能性を好きなように選びとる、
模索の仕方が上手になった気がしています。
つまり、やりたくないなと思うのであれば、
その方法ではなくてやりたい方法がいくらでも無限にある。
という前提に立って物事を見ているんです。
やりたくないならどうしよう?
どんなやり方だったら自分が納得するんだろう?
どうしたら怖くなくなるんだろう?
どうしたらプレッシャー取り除けるんだろう?
そんな柔軟な視点で動けるスキルを身に付けました。
これを読んでくれている、何かやりたいのに何もしたくないあなたは、
もしかすると自分が見えているその「やりたい」という道そのものが
すごく狭い範囲のものになっているのかも。
まずは自分の思考を疑ってみることができるようになると、
だいぶ動きが軽やかになるんじゃないかなと思いますよ!
それって本当にその道しか行く方法はないの?
もっとするっと軽くできる方法はないの?って問いかけてみてね。