秘書として仕事のスタートを切り、その後商品企画への異動を希望するも、人事から「専門職は勉強してきた人がなるものです」「あなたは秘書の道を選んだのだから、一生秘書です」と伝えられ、【肩書】に縛られることに疑問を持つ。
何かに打ち込んできた人はその肩書き意外にも、付随する色々な可能性も育てているはずなのに、肩書きに縛られて能力を活かせないことは勿体無いのでは…?
その後、秘書兼広報としても仕事の幅を広げ、その仕事ぶりから「企画向きだ」と推薦を受け念願の新規商品企画への異動が叶う。 新商品を担当する中で縦割り組織の限界を感じ、枠を越えて広く情報交換・共有することで「生み出される何か」について考えるようになる。
2011年3月11日。
本社高層ビルの揺れとその後あまりの惨事に衝撃を受け、「誰の役にも立たない仕事をしてきてしまった」と感じて空っぽに。
試行錯誤してきたつもりだったけれど、今日、誰かの生きる糧になる仕事は何もしていない。
今日が誰かの大切な日になるようにしよう。
今日誰かが笑顔になる仕事をしよう。